「なんだか最近エアコンの効きが悪い」「電気代が高くなった気がする」——その原因、フィルターのホコリかもしれません。フィルター掃除は道具もいらず10分程度でできるのに、やっている人は意外と少ない家事です。ここでは掃除の頻度とやり方、放置するとどうなるかを紹介します。
フィルターが汚れるとどうなる?
エアコンのフィルターは、部屋の空気を吸い込む際にホコリを取り除く役割があります。ここが目詰まりすると、風量を確保しようとエアコンが余計に力を使うため、同じ設定温度でも消費電力が増えます。環境省の試算では、フィルターの目詰まりを放置すると冷房時の消費電力が最大で約25%増えるとされています。
効きが悪いだけでなくカビの温床にも
汚れたフィルターはホコリと湿気が合わさり、カビや雑菌が繁殖しやすい環境になります。そのまま送風されると、部屋の空気やニオイにも影響します。
汚れたフィルターはホコリと湿気が合わさり、カビや雑菌が繁殖しやすい環境になります。そのまま送風されると、部屋の空気やニオイにも影響します。
掃除の頻度の目安
| 使用状況 | 掃除の目安 |
|---|---|
| 冷房・暖房シーズン中(頻繁に使用) | 2週間に1回 |
| 普段使い(週数回程度) | 月1回 |
| ペットを飼っている・ホコリが多い部屋 | 2週間に1回以上 |
掃除の手順(10分でできる)
- エアコンの電源を切り、コンセントも念のため抜く
- 前面パネルを開け、フィルターを取り外す
- 掃除機でホコリを吸い取る(フィルターの網目に沿って、内側から外側へ)
- 汚れがひどい場合は、ぬるま湯で水洗いし、柔らかいブラシで軽くこする
- 陰干しでしっかり乾かしてから取り付ける(生乾きはカビの原因)
掃除機だけでも十分効果あり
毎回水洗いする必要はありません。普段は掃除機でホコリを吸うだけでも十分に効果があります。水洗いは月1回程度、しっかり乾かす時間がある日にまとめて行うのがおすすめです。
毎回水洗いする必要はありません。普段は掃除機でホコリを吸うだけでも十分に効果があります。水洗いは月1回程度、しっかり乾かす時間がある日にまとめて行うのがおすすめです。
フィルター以外にも見ておきたい場所
- 吹き出し口:黒いカビが見えたら、固く絞った布で拭き取る。
- 室外機の周り:物を置いて風の通り道をふさいでいないか確認する。
- フィルター自動掃除機能付き:機種によってはダストボックスの掃除が別途必要。
内部のカビ取りは自分でやりすぎない
市販のスプレー式クリーナーを内部の吹き出し口の奥まで使うと、基盤に薬剤がかかって故障の原因になることがあります。フィルターより奥の本格的な洗浄は、無理せずプロのエアコンクリーニングに任せるのが安全です。
市販のスプレー式クリーナーを内部の吹き出し口の奥まで使うと、基盤に薬剤がかかって故障の原因になることがあります。フィルターより奥の本格的な洗浄は、無理せずプロのエアコンクリーニングに任せるのが安全です。
まとめ
エアコンフィルターの掃除は、月1回・掃除機で10分が基本ライン。それだけで電気代の節約とカビ・ニオイ予防の両方につながります。シーズン初めに一度、あとは月1回のペースでカレンダーに予定を入れておくと忘れにくくなります。
