「このサブスク、今月も引き落とされてる…」そんな経験はありませんか。一人暮らしは契約の管理を自分ひとりでやるしかなく、気づかないまま何年も払い続けているサービスが誰にでもあります。まずは持っているサブスクを全部書き出すところから始めましょう。
年間で数万円変わることもある
月3,000円分のサブスクリプションを見直しただけで、5年間で18万円の節約になったという事例が報じられています。動画配信、音楽配信、アプリ内課金、クラウドストレージなど、毎月数百円〜数千円の少額決済は「小さいから」と見過ごされがちですが、積み重なると大きな金額になります。実際にサブスクを解約したことで年間1万円以上の節約につながったという報告もあり、固定費の中でも見直しの効果を実感しやすい項目です。一つひとつは数百円でも、契約が5つ、6つと増えていけば、月に数千円、年間では数万円規模の支出になっていることも珍しくありません。
サブスクが厄介なのは、解約しない限り永遠に請求が続く点です。買い物と違って「使い終わったら支出が止まる」わけではないため、意識して手を止めないと、契約は増える一方になりがちです。一人暮らしで家計をチェックする人が自分しかいない環境だからこそ、定期的な棚卸しが節約の土台になります。
「またすぐ使うかも」を疑う
解約をためらう最大の理由は「またすぐ使うかもしれない」という気持ちです。しかし多くの場合、動画配信サービスなどは見たい作品がある月だけ契約し、見終わったら解約、次に見たい作品が出たらまた契約する、という使い方で十分間に合います。年間契約で割引されているからと惰性で続けるより、必要なときだけ短期契約するほうがトータルでは安くつくケースも少なくありません。
また、複数の動画配信サービスに同時加入して「どれも見きれていない」という状態になっている人も多く見られます。今月どのサービスで何を見たかを振り返るだけでも、本当に必要な契約が見えてきます。「話題だから」「友人がすすめていたから」という理由だけで契約し、そのまま存在を忘れてしまうケースも少なくありません。
使用頻度で仕分けする
棚卸しした一覧を「週に1回以上使う」「月に1回使う」「ほぼ使っていない」の3段階で仕分けしてみてください。ほぼ使っていない項目は即解約、月1回程度のものは本当に必要か検討、週1回以上使うものだけ残す、というシンプルなルールで判断すると迷いません。仕分け作業自体は10〜15分もあれば終わるので、今日のうちに一度やってみることをおすすめします。
迷ったときは、いったん解約してみるという選択肢も持っておきましょう。多くのサービスは再契約が簡単にできるため、「解約して困ったらまた契約すればいい」くらいの軽い気持ちで判断したほうが、結果的に無駄な支出を減らしやすくなります。
一度棚卸しをして終わりにせず、3ヶ月に1回は同じチェックを繰り返す習慣をつけると、契約が知らぬ間に増えていくのを防げます。棚卸しをカレンダーに予定として入れておくと忘れにくくなります。
まとめ
サブスクの見直しは、支出を切り詰める節約とは違い、生活の満足度を落とさずにお金を残せる数少ない方法です。まずは3ヶ月分の明細を確認し、使っていないサービスがないか棚卸しすることから始めてみましょう。今日、明細をチェックする5分の時間が、年間数万円の差につながるかもしれません。
