「防災グッズ、そろえなきゃなぁ」と思いながら、気づけば何年も先延ばしにしていませんか。実は私も一人暮らしを始めたばかりの頃は、防災なんて実家にいた頃に親がやってくれていたことで、自分にはあまり関係ないと思っていたんですよね。
でも、実際に台風で1日停電を経験してから、防災は「誰かがやってくれるもの」ではなく「自分の生活を守るための当たり前の備え」なんだと痛感しました。今日はそんな私が試行錯誤しながらたどり着いた、無理なく続けられる防災の考え方をお伝えします。
防災が「他人ごと」になりがちな理由
一人暮らしだと、防災の話がどうしても他人ごとになりがちです。理由はシンプルで、誰かに指示されるわけでもなく、備えていなくても普段の生活には何も困らないからなんですよね。私自身、テレビで災害のニュースを見ても「うちは大丈夫だろう」と根拠のない安心感を持っていました。
まず知ってほしい、一人暮らしの防災の考え方
全部そろえようとしない
防災グッズと聞くと、専門ショップの「防災セット」を一式買わなきゃと身構えてしまいがちです。でも、いきなり全部そろえる必要はありません。私も最初は張り切って高価なセットを買おうとしたのですが、結局値段に驚いて挫折しました。大事なのは「命を守るもの」から順番に、自分の生活スタイルに合わせて揃えていくことなんです。
何をどれだけ備えればいい?
備蓄品の目安
よく「最低3日分」と言われますが、一人暮らしの場合は支援物資が届くのが遅れやすいので、できれば1週間分を目標にするのが安心です。私も最初は3日分でいいかなと思っていたのですが、調べていくうちに1週間分の備えがある人の方が実際に困りにくいと知り、少しずつ買い足しています。
| 品目 | 目安の量 | ポイント |
|---|---|---|
| 飲料水 | 1人1日3L×7日分 | ローリングストックで管理 |
| 非常食 | 7日分 | 缶詰・レトルトで普段使いも |
| 携帯トイレ | 1日5回×7日分 | 断水時に特に重要 |
| モバイルバッテリー | 1〜2個 | 普段から充電しておく |
分散配置という考え方
備蓄品はひとつの収納にまとめて置きがちですが、それだと地震で棚が倒れたり、火事で近づけなくなったりしたときに全部使えなくなるリスクがあります。玄関、寝室、キッチンなど、家の中の複数箇所に少しずつ分けて置いておくのがおすすめです。
備蓄品をクローゼットの奥にまとめて入れていたら、いざという時に何がどこにあるか分からず右往左往した経験があります。今は玄関にも水と非常食を少し置くようにして、失敗から学びました。
防災を「自分ごと」にする3つのステップ
頭では分かっていても、なかなか行動に移せないのが防災です。私が実際にやってみて続けやすかった順番をご紹介します。
STEP1:水と非常食をひとつだけ買ってみる
いきなり全部そろえようとせず、まずはペットボトルの水と缶詰をひとつ買うところから始めてみてください。「できた」という小さな達成感が、次の行動につながります。
STEP2:置き場所を決める
買ったものをどこに置くか決めておくだけで、いざという時に慌てずに済みます。玄関や寝室など、取り出しやすい場所を意識しましょう。
STEP3:避難経路とハザードマップを確認する
自治体のハザードマップで、自分の住んでいる場所がどんなリスクを抱えているかを確認しておくと、備えるべきものの優先順位がぐっと分かりやすくなります。
まとめ
防災は特別なことではなく、日々の暮らしの延長線上にあるものだと思います。完璧を目指さなくて大丈夫です。まずは水をひとつ買うところから、自分のペースで「自分ごと」にしていきましょう。私自身、まだ完璧にはほど遠いですが、少しずつ備えを増やしていくことで、以前より安心して暮らせるようになりました。
