自炊を始めようとスーパーの調味料コーナーに立つと、種類が多すぎて何を買えばいいのか分からなくなります。かといって全部そろえると数千円かかり、使い切れずに賞味期限を迎えるものも出てきます。最初に必要なのは、実はほんの数種類。ここでは「これだけあればほとんどの家庭料理が作れる」基本の調味料と、そろえる順番を紹介します。
まず「さしすせそ」+2種でほぼ足りる
和食の基本調味料は「さ(砂糖)・し(塩)・す(酢)・せ(醤油)・そ(味噌)」と覚えられています。これに油とだし(顆粒)を足した7種があれば、和・洋・炒め物までかなりの料理がまかなえます。
| 調味料 | 主な使い道 | 最初に買うなら |
|---|---|---|
| 砂糖 | 煮物・味の丸み付け | 上白糖(小さめの袋) |
| 塩 | 下味・ゆで塩・味の決め手 | 食卓塩か粗塩 |
| 酢 | 酢の物・さっぱり味・保存性 | 穀物酢 |
| 醤油 | ほぼ万能。かけ・煮物・炒め | 濃口醤油(小瓶) |
| 味噌 | 味噌汁・炒め物・和え物 | だし入りだと手軽 |
| 油 | 炒め物・揚げ焼き全般 | サラダ油かキャノーラ油 |
| だし(顆粒) | 汁物・煮物の味の土台 | 顆粒和風だし |
最初は「小さいサイズ」を選ぶ
一人暮らしは消費が少ないので、大容量はお得に見えても使い切れず傷みがちです。まずは一番小さい容量を買い、使い切れる調味料が分かってから大きめに切り替えるとムダがありません。
一人暮らしは消費が少ないので、大容量はお得に見えても使い切れず傷みがちです。まずは一番小さい容量を買い、使い切れる調味料が分かってから大きめに切り替えるとムダがありません。
あると一気に料理がラクになる「合わせ調味料」
基本7種に慣れてきたら、味付けを一発で決めてくれる合わせ調味料を足すと、自炊のハードルがぐっと下がります。
- めんつゆ:これ1本で煮物・丼・そば・親子丼までいける万能選手。初心者の強い味方。
- マヨネーズ・ケチャップ:洋風のおかずや和え物、炒め物のコクづけに。
- みりん・料理酒:照りやコクを出し、煮物の味を本格的に。慣れてきたら。
- 鶏がら・コンソメ:中華スープや洋風スープの素。汁物のレパートリーが広がる。
一度に全部そろえない
最初から10種類以上そろえると、出費もかさみ、使わないまま古くなる調味料が必ず出ます。まず基本7種、足りないと感じたら1つずつ追加——このペースが、お金もスペースもムダにしないコツです。
最初から10種類以上そろえると、出費もかさみ、使わないまま古くなる調味料が必ず出ます。まず基本7種、足りないと感じたら1つずつ追加——このペースが、お金もスペースもムダにしないコツです。
調味料の保存の基本
常温でよいもの・冷蔵がよいもの
砂糖・塩・油・酢・未開封の醤油は常温でも大丈夫です。一方、開封後の醤油・味噌・めんつゆ・マヨネーズは、風味を保つため冷蔵庫での保存が推奨されています。ラベルの表示を確認しておくと安心です。
湿気とコンロ周りに注意
砂糖や塩は湿気で固まりやすいので、フタつきの容器に入れるか袋の口をしっかり閉じます。また、コンロの真横は熱と油はねで調味料が傷みやすいので、少し離した場所に置くのがおすすめです。
砂糖や塩は湿気で固まりやすいので、フタつきの容器に入れるか袋の口をしっかり閉じます。また、コンロの真横は熱と油はねで調味料が傷みやすいので、少し離した場所に置くのがおすすめです。
まとめ
最初にそろえるべきは砂糖・塩・酢・醤油・味噌・油・だしの7種だけ。これで家庭料理の土台は十分に作れます。慣れてきたらめんつゆなどの合わせ調味料を1つずつ足していけば、出費もスペースもムダにせず、自然に料理の幅が広がっていきます。まずは小さいサイズから、気負わず始めてみてください。
