夏の麺類といえばそうめんが定番だが、毎日食べると飽きてしまうもの。実はそうめん以外にも、火を使う時間が短く、暑い日でもさらっと食べられる麺料理はたくさんある。ひとり暮らしでも手軽に作れる、そうめん以外の夏麺アレンジを紹介する。
冷やし中華・中華麺アレンジ
茹で時間1〜2分の中華蒸し麺を使えば、そうめんよりもコシがあり満足感の高い一品になる。きゅうりやハム、卵を細切りにしてのせ、市販の冷やし中華のたれをかけるだけで10分以内に完成する。たれを酢とごま油、しょうゆで自作すれば、1食あたりの材料費を100円前後に抑えられる。夏場は麺を茹でた後すぐに冷水でしめることで、コシが増し暑い日でも食欲をそそる味わいになる。
ぶっかけうどん・つけ麺スタイル
冷凍うどんは電子レンジで1〜2分解凍するだけで使え、そうめんより腹持ちがよいのが利点だ。めんつゆと氷、刻みねぎ、天かすをのせるだけの「ぶっかけうどん」は5分で完成し、価格も1食150円程度に収まる。つけ麺スタイルにする場合は、めんつゆに豚しゃぶ肉やごまだれを加えると、たんぱく質も同時に補給できる。冷凍うどんはまとめ買いしておけるため、ひとり暮らしのストックとして優秀だ。
そばと冷製パスタで味変
乾麺そばは茹で時間4〜5分とそうめんよりやや長いが、ルチンという栄養素を含み夏バテ気味の体にも合う。めんつゆと大根おろしで食べる「おろしそば」は消化も良く、食欲が落ちた日にもおすすめだ。冷製パスタはカッペリーニやフェデリーニなど細めのパスタを使うと茹で時間が短く、トマトやツナと和えるだけでイタリアン風の一皿になる。オリーブオイルとレモン汁を使えば、さっぱりとした酸味で暑い日でも食べやすくなる。
ひとり暮らし向けアレンジのコツ
麺類は1人前ずつ小分けになっている商品を選ぶと、茹ですぎによる食品ロスを防げる。薬味は冷凍しておける刻みねぎやみょうがを常備しておくと、毎回の手間が減り味のバリエーションも広がる。たんぱく質が不足しがちな麺だけの食事には、卵やツナ、豆腐を1品プラスすることで栄養バランスが整う。飽きを防ぐには、たれの種類を「めんつゆ系・ごまだれ系・オイル系」の3パターン用意しておくと便利だ。
| 麺の種類 | 茹で時間目安 | 特徴 | おすすめの食べ方 |
|---|---|---|---|
| 中華蒸し麺 | 1〜2分 | コシが強く満足感高い | 冷やし中華 |
| 冷凍うどん | レンジ1〜2分 | 腹持ちが良い | ぶっかけ・つけ麺 |
| 乾麺そば | 4〜5分 | ルチン等の栄養素 | おろしそば |
| 冷製パスタ用麺 | 2〜3分(細麺) | さっぱり系と好相性 | トマト・レモン和え |
麺料理はたんぱく質が不足しやすいので、卵・ツナ・豚しゃぶ肉のいずれか1品を必ず添えると、夏バテ予防にもつながるバランスの良い一食になる。
茹でた麺を常温で長時間放置すると、気温の高い夏場は雑菌が繁殖しやすくなる。作り置きする場合は粗熱を取ったらすぐに冷蔵または冷凍保存し、当日か翌日中に食べ切るようにすること。
そうめんだけに頼らず、中華麺・うどん・そば・パスタをローテーションさせることで、猛暑の夏でも飽きずに麺料理を楽しめる。たんぱく質を1品加える工夫も忘れずに実践したい。
