ひとり暮らしの生活費の中で、最も削りやすく、またコントロールを怠ると真っ先に膨らんでしまうのが「食費」です。外食を控え、スーパーで買い出しをして自炊をするのが基本ですが、「スーパーに行くとついつい不要なものまで買ってしまう」「食材を余らせて腐らせてしまう」という悩みを持つ人は非常に多いです。本記事では、食費を「月2万円以下(1日あたり約660円)」に抑えるための、スーパーでの賢い買い出しルールと食材選びのコツを伝授します。
1. 買い出しは「週1〜2回」のまとめ買いを徹底する
スーパーに行く頻度が高ければ高いほど、無駄な買い物(ついで買い)をする確率が上がります。平日の仕事帰りに毎日スーパーに寄るのではなく、「週末に1回、平日の真ん中に1回」の週2回、または「週末に1回」のまとめ買いを基本ルールにしましょう。
買い物メモ(またはスマホのメモ)を必ず作ってから入店する
入店前に冷蔵庫の中身を確認し、必要なものだけをリストアップしておきます。スーパーの中ではメモに書いてあるもの以外は「見ない・買わない」を徹底しましょう。
空腹の状態でスーパーに行かない
お腹が空いている時に買い出しに行くと、惣菜やパン、お菓子などの即食系の商品が魅力的に見え、無駄な衝動買いをしてしまいます。買い物は、食後や軽く間食をとった後に行くのが鉄則です。
2. ひとり暮らしの食費を支える「神コスパ食材」リスト
食費を月2万円以下に抑えるためには、栄養価が高く価格が安定している「節約の味方」となる食材を定番化させることが重要です。以下の食材を中心に買い物カゴを埋めましょう。
肉類
- 鶏むね肉・ささみ:圧倒的に安く、タンパク質が豊富です。100gあたり50円〜80円程度で手に入ります。
- 豚こま切れ肉:小分けにして野菜炒めやカレーなど万能に使えます。
大豆製品
- 納豆:3パックで100円前後。手軽に栄養補給ができます。
- 豆腐:1丁30円〜50円程度。かさ増し料理にも大活躍します。
野菜類
- もやし:1袋20円〜40円。節約レシピの王様です。
- キャベツ・玉ねぎ:保存がきき、様々な料理に使えてコストパフォーマンスが高いです。
- 冷凍野菜(ブロッコリーやほうれん草):生の野菜よりも安く、使いたい分だけ取り出せるため、ひとり暮らしでありがちな「腐らせて捨てる」無駄を完全に防げます。
3. スーパーの売り場を攻略する動線ルール
スーパーの店舗設計は、客に多くの商品を買わせるように工夫されています。以下のルールで動きましょう。
割引シール(値引き品)コーナーをまずチェックする
夕方以降にスーパーに行くと、消費期限が近いお肉や惣菜に「20%〜50%引き」のシールが貼られます。その日に消費する、または帰宅後すぐに冷凍保存するのであれば、値引き品は宝の山です。ただし、「安いから」といって使い道のない食材まで買わないように注意しましょう。
プライベートブランド(PB)を優先的に選ぶ
イオンの「トップバリュ」やセブン&アイの「セブンプレミアム」、各スーパーの独自ブランド商品は、メーカーのナショナルブランド(NB)商品に比べて広告宣伝費などが削られているため、1割〜3割程度安く販売されています。調味料やレトルト食品、日用品などはPB製品を積極的に選びましょう。
まとめ
食費月2万円以下の達成は、決して「ひもじい思いをする」ことではありません。「まとめ買いで無駄買いを防ぐこと」と、「コスパの高い定番食材を賢く調理・冷凍保存すること」の組み合わせで実現可能です。まずは買い物メモを持って、週に1〜2回だけスーパーに行く習慣から始めてみましょう。
